近年、縄文杉登山者が大変増加しています。
縄文杉を目指してトロッコ道を行く登山者の列と、縄文杉展望デッキでの混雑。
【縄文杉登山者数】
2000年 約29,700人(概算値)
↓
2006年 約63,200人(環境省カウンターデータ)
2007年 約68,200人( 〃 )
2008年 約92,600人( 〃 )
2009年 約91,000人( 〃 )
2010年 76,440人(3/1~11/30実績往路)
〃 78,109人(3/1~11/30実績復路)
2011年 71,082人(3/1~11/30実績往路)
〃 72,159人(3/1~11/30実績復路)
2012年 70,044人(3/1~11/30実績往路)
〃 71,265人(3/1~11/30実績復路)
2013年 67,647人(3/1~11/30実績往路)
〃 70,027人(3/1~11/30実績復路)
2014年 60,981人(3/1~11/30実績往路)
〃 62,780人(3/1~11/30実績復路)
2015年 51,377人(3/1~11/30実績往路)
〃 52,854人(3/1~11/30実績復路)
著しい登山者の増加により、山岳部では様々な問題が起きています。その一つとして山岳部への過剰な車両の乗入れが問題です。恒常的な路上駐車により、車両のすれ違いが困難になり、緊急車両やバスの通行にも支障をきたしています。
荒川登山口から路肩には延々と登山者の車が連なり、駐車禁止エリアやカーブにまで停められています。
そこで、車両の混雑緩和と、山岳部での排気ガスを抑え環境負荷を軽減をするため、縄文杉登山の荒川登山口への一般車両の乗入れを期間中規制しています。
荒川登山口へは「荒川登山バス」の運行を行っています。荒川登山バスの発着所として、鹿児島県により屋久杉自然館前駐車場が整備されています。また、荒川登山口へは、別途貸切バス、タクシーもご利用頂けます。
”世界遺産の島”屋久島が未来永劫に素晴らしい自然を保てるよう、皆様のご協力をお願いします。